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まこつ日記excite

金沢マラソン2016


今年も運良く抽選に当たり、金沢マラソンに出走しました。
公式タイムは4時間46分46秒と、可もなく不可もなく。
じつにいつもの僕らしい結果でした。

期待を裏切って、サブ4.5や、サブ4を達成する日は来るのでしょうか。
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スタート前から雨が降っていた昨年とは違い、今年は走りやすい天気でした。
一週間前から当日が雨だ雨だとチム金のスレッドは騒がしかったですが、ゴール前で少し降られた程度で良かったです。

今年はCブロックからのスタート。
たけおさんが4時間30分のペーサーで、Cブロックの最後尾からスタートすると言っていたので、やわやわっと準備をして、Cブロックの後方をウロウロ。

応援に来ていた鈴森さんに一枚撮してもらいました。
なんかレース前の招待選手みたいなショット。
良い写真。でもCブロック最後尾です笑
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そうそう。
昨年はGPSウォッチが作動せず、時刻を見ながら感覚で走ったんでした。
作動してたとしても結果は変わらなかったと思いますが、今年は無事GPSが作動しました。

ペーサーのたけおさんと村本さんと合流し、アクシデントなくスタート。
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完走後のラップを見て分かりましたが、とにかく30kmまでは良かった。
良かったというか、いつも通り淡々と走れたという感じ。
綺麗にキロ6分ジャストを刻みました。
30kmまでは。

前半はとにかくたけおさん(4時間30分のペーサー)について行く展開。
同じようなタイムを目指すチームメイトと固まりつつ、落ち着いて走れました。

いつもそうですが、沿道で応援していると仲間を見つけるのに苦労するのですが、走ってると案外パッと知り合いを見つけることができます。

4km地点。犀川大橋から広小路に差し掛かり、金澤ブルワリーさんの工房前。
嶋田と鈴森さんがいました。
これまた良い写真を頂きました。ハイタッチの瞬間。
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13km地点。杜の里のニトリ前。
同級生の貴ちゃんと、岡本ファミリーがいました。
えっぽんが撮してくれた写真を頂きました。
全く緊張感がありませんが、レース中です笑
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その後も順調にペースを刻みました。30kmまでは。
沿道では今年も多くの方が応援してくださり、ハイタッチをさせて頂いた大半の方は知らない方です。
でもその一体感だったり、声援だったり、笑顔だったり、手と手が触れる感覚が、走ってる者からすればたまらなくパワーになります。
元気出るんです、ハイタッチって。

レース前にInstagramに投稿し、僕を見つけたら「痩せたぞ!」と声援を贈ってほしいとリクエストしました。
それを見てくれた知人数名が、痩せたぞ!と声援をくれました。
沿道の方もテンションが上がってるんでしょうね。
知人の近くにいた見ず知らずの方からも痩せたぞ!の大合唱でした。
その節はありがとうございました笑

さてさて、22km地点の神谷内に柳田らしき人物がいました。
声援を貰い、居ることに気づき、思わず疲れた!と叫びました。
笑顔でやめてしまえ!と言われ、笑顔でうるせぇ!と返しました。
淡々とした展開に少々疲れていた時だったので、このくだらないやり取りで、地味に元気が出ました。

24km地点、千木では、お客さんと弊社スタッフを発見。
たぶん僕から声をかけなかったらお二方とも気づかなかったように感じました。
走ってる方はけっこう前から見えていたので、声をかけてハイタッチをしてもらいました。
お客さんに対しては失礼だったかもしれませんが、こっちはテンションアゲアゲ状態なので、失礼とか無礼とか考える暇がありません。
知ってる人を見つけたらハイタッチ。これしか考えてません。

さあ、去年まずは左足が攣った25km地点の瑞樹団地。
今年はここをしっかり乗り越えれるか。
けっこうきてましたが、乗り越えました。

そして両足が攣り、悶て、立ち止まって両足を伸ばした佐川急便前。
しっかり乗り越えれるか。
乗り越えました。

結局今年は足は攣りませんでした。
マメに塩熱サプリを食べてたせいでしょうか。
理由は定かではありませんが、なんせ安定した展開でした。30kmまでは。

25km〜35kmくらいが、一番苦しいポイントです。
25kmくらいでいつも思うのは、まだ17kmもあるのかよ…。
35kmを過ぎると、もうちょっとでゴール。もう完走は確実にできる。
その一番苦しいポイントでは、宮岸さんが応援してくれてました。
田んぼゾーンで風も強かったし、疲労感もあったし、本当に助かりました。

少しずつエイドで休む時間が長くなりつつありましたが、なんとか歩かずに前へ前へ。30kmまでは。

浅野川沿いを走っていると、中野さんがコースの整理員をしていました。
昨年は鳴和で整理員をされていたので、今年はいらっしゃらないのかなと思いながら走っていたので、それはもう嬉しくて嬉しくて。
中野さんの笑顔って、素敵です。

と、この時点ですでにたけおさんの背中は見えません。
サブ4.5は諦めていませんでしたが、足が売り切れたのは分かりました。

30km地点の金沢カレーのエイドを過ぎたあたりから少しずつ歩きが入り、50m道路に入ったあたりから本格的にガッツリ歩きました。

この頃には、35kmまで行けばミチルさんがいるはず、36kmまで行けば叔母さんがいるはず、37kmまで行けば家族がいるはず。
それだけを力の源にして進んでました。

そしてミチルさんを発見。もうボケる余裕がありません。
精一杯の顔芸をするも、不発だったと酷評されました。
金沢マラソン2016_d0264795_2025248.jpg

36km地点では叔母さん家族が。
リクエスト通り「痩せたぞ!」頂きました。ありがとうございます笑

そして37km地点。松村の交差点に我が家族。
どこか前半でも応援が欲しいところでしたが、ワガママを言ってはいけません。
応援に来てくれただけでも有り難いもんです笑

ちょうどこのポイントで、僕がガンダムと呼んでいる笠井さんに追いつかれました。
この人は本当にタフです。このポイントであんなにベラベラしゃべるとは。
疲れていたのに、撮影の為に無理やり肩を組まれたという構図です。
お陰様で元気が出た、ということにしておきます。
金沢マラソン2016_d0264795_20244561.jpg

レースも残り僅か。
ゴールまで1.5kmくらいでしょうか。
前方に「お!」を発見。歩いてました。
聞くと、30km過ぎから足が攣ってるそう。
少し並走して歩き、残り僅かなので走りましょう!と、珍しく僕から前向きな発言により、一緒に走り出します。

雪吊橋を渡り、残り1km。
お!が、やっぱダメや。先行ってくれ、と。
すぐ裏切って先へ行きました。
だって残り1kmだし。

西部緑地公園に入り、陸上競技場に入り、無事ゴール。
みんながやってるので、僕も最近やるようになりました。
振り返ってコースに一礼。

辛かった。けど楽しかった。良いレースをありがとうございました。の意を込めて。

ラップはこんな感じです。
見事に30kmから失速してました。
半分より上で完走したところだけ褒めてください。
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裏切ってしまった罪悪感が1mmだけあったので、お!を待つことに。
ゴールしたお!と握手をし、瀕死のお!に僕の写真を撮ってもらいました。
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似たようなタイムで完走した他の仲間とも合流し、フィニッシャータイルをかけてもらい、メダルをかけてもらいました。
昨年と全く同じ4時間46分台でしたが、まずまずの達成感です。

今年は昨年の半分以下の練習量でした。
昨年走りすぎた反動なのか、仕事が少し忙しくなったのか、自転車に逃げたのか。
それでも昨年とタイムが同じということは、昨年の練習量はなんだったのか。
練習はしたけど、中身がなかったということでしょう。

完走して、着替えて、出店してた金澤ブルワリーさんのブースへビールを飲みに。
2週間振り。体に染みたねぇ。血液が流れたぁって感覚。

鈴森さんに、お金は先に嶋田さんに貰ってますので、と言われました。
粋ですねぇ。男前ですねぇ。
今度いつかシレッと僕もやってみようと思います。
1杯で足りなかったので、実費で2杯目。たまらんかったです。
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レースも無事終わり、恒例となってるチーム金港堂の大納会。
しっかり暴飲暴食させて頂きました。満足満足。
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最後に。
27km付近で「ブログ読んでます!」と声をかけて頂きました。
たまにそう言って頂く方と出会います。
僕のブログを読んでくださっている、かなりマニアックな方。
不定期更新で申し訳ないのですが、でも心から嬉しいです。
お声掛け頂きありがとうございました。
お名前くらい聞けばよかったです。

思わず「毎日更新!金港堂のブログじゃなくて?」と聞き返しました笑

# by makoto9010 | 2016-10-25 20:22 | 金沢マラソン

ロードバイクで落車しました


このブログに初めて書くロードバイクのネタが、まさか落車ネタになるとは。
苦い思い出ですが、忘れないために残しておきます。

2016年の1月にロードバイクを買いました。
雪が溶けた2月頃から乗り始めたので、今ちょうど半年になります。

いつか乗りたいなと思っていましたが、安い買い物ではないので、なかなか踏み切るキッカケがないまま1年程経っていました。

そんな時、知人の知人の手元に200kmも乗ってない新古車があり、現オーナーさんと背丈も似てるし、もう乗らないから◯%オフで買わないか?と勧められました。
提示額はオフレコにしてるので、ここには書けないのですが、少なからず初心者が1台目として思い切る価格ではないと感じました。

今はパーツや車体の価格にも多少詳しくなってきたので分かっていますが、定価は完成車で339,000円、それにビンディングペダル、シューズ、ヘルメット、メーター、空気入れ等々、必要な備品が全てつき、今すぐ乗れる状態でした。
おそらく込み込みで400,000円くらいだと思います。

しかしやはり価格が。
買えるけど、買っちゃっていいのか。
以前欲しいと思っていた車種の1.5倍。
もちろん定価はもっともっと高いわけで、それを破格で譲って頂けるのは本当に良い話ではあったのですが、やはり踏ん切りがつきませんでした。

長く迷っている僕を見かねた知人が、一度車体を見て判断すればいいと言ってくれました。
見て、気に入らなければ買わなければいいと。

で、見に行きました。
一目惚れしました。
車種はスペシャライズドのヴェンジ・エリート。

その場で乗らせてもらいました。
もう買わななりません状態。

聞けば、僕が尊敬する方も同じメーカーの車体を使ってると。
これはもう運命なんだろうと思い、買うタイミングが来たのだと思いました。
こんな経緯で、僕のロードバイク歴がスタートしました。

半年乗ってて、季節が良い春なんかはとても気持ちが良かったです。
暑くなってきた夏場でも、全然変わりません。
汗だくになって漕いでます。

チームには入らず、ただひたすら事前に決めたコースを一人で走ってるだけなのに、楽しくて仕方ありません。
好きな選手もでき、DVDを購入してみたり、真似をして山手へ走りに行ったりの日々です。

ランニングと平行して乗っていますが、体が全身絞られてきた感じです。
ちょっとランニングをサボり気味なので反省しなければなりませんが。

そんなロードバイク楽しい絶頂の最中、派手な落車を経験しました。
7月24日(日)の18時過ぎ。
場所はキゴ山の緩い下り道。

その日は、いつものように自宅からサイクリングロード経由で辰巳ダムを目指し、その少し奥の瀬領町から湯涌温泉に抜ける峠を越え、そこから医王山の見上峠まで上って、キゴ山で休憩をして角間・杜の里へ下って帰るルートでした。
当日のガーミンコネクト(公開中)

山道を含め25kmほど消化していました。
獲得標高も630m、夕霧一歩手前くらいを消化していました。
登りっぱなしではなかったので、疲れていたわけではないと思います。

原因は脇見運転です。
後ろが気になり、後ろを見て、前を向いた時には、もう道の脇の土の崖に斜めからぶつかる瞬間でした。
そこにあった小さな溝に前輪が落ち、巴投げ状態で体が吹っ飛びました。
落ち方は覚えていませんが、ウエアの汚れ方から、頭と背中と肩を打って落ちたのだと思います。

ぶつかった時のスピードはおそらく30kmくらい。
30km/hって車だと遅く感じますが、生身の体で30km/hはそこそこスピード感です。
で、生身のまま吹っ飛んだわけです。

気は失わず、ビックリしてすぐ立ち上がりました。
やってしまった。夢であってくれ。
それ以外何も言葉が浮かびませんでした。

と、3mほど後ろにあるバイクを見て、その衝撃の強さを実感しました。
フロントフォークが真っ二つに折れていました。
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ロードバイクで落車しました_d0264795_13224539.jpg

と同時に、自分に何か外傷がないのか気になって、一生懸命体を触ってみました。
幸い、外傷はなく、膝に擦り傷が1本入っただけでした。
しかり実際は体が一回転して前に吹っ飛んでるわけで、その日の夜から首周りのむちうちになりました。
翌日整形外科でレントゲンを撮ってもらい、骨に異常はなく、頚椎の捻挫と診断されました。

落車直後、家族に連絡をし、キゴ山まで迎えに来てもらったのですが、それを待っている間に、同級生の自転車屋さんに電話をし、状況を説明しました。

フロントフォークが折れたと伝えればよかったのですが、平常心を失っていたせいか、フレームが折れたと伝えてしまい、廃車宣言を受けました。

半年しか乗ってないのに2台目を買うわけにもいかず、どうしようかと自宅で悩んでいました。
で、冷静に考えてみて、折れたパーツの交換で済まないか、とふと思い、ネットや雑誌で調べました。

結果、破損したのはフレームではなく、フロントフォークだと気づき、フロントフォークは破損や軽量化の為に交換するのは割りと一般的だと知りました。

翌日、スペシャの代理店をしている自転車屋さんに問い合わせ、車体を持ち込み、落車の状況を説明して、その場であちこちチェックしてもらいました。
そして、ホイールも多少の修理でそのまま使えるし、フレームの歪みもないし、最小限の修理で済むと言って頂けました。

今は怪我にしても車体にしても、不幸中の幸いと言っていい結果に安堵してます。

もちろん今後は、気をつけて乗らなければならないのですが、事故は単独とは限らないし、大事故の事例も聞いたことがあるので、コースの選定や乗り方をもっともっと勉強していかなければならないと感じました。

とりあえずは首の怪我が変な癖にならないよう、徐々に再始動していこうと思います。


# by makoto9010 | 2016-07-30 13:28 | 自転車

第15回「利家とまつ」金沢城リレーマラソン


今年も金沢城リレーマラソンに出走してきました。
レースというより毎年お祭りのような大会です。
もちろんタイムも突き詰めますが、駅伝同様、仲間としっかりリレーをするのが最大の楽しさです。

自分のブログを見てみると、第13回、14回の記事がありませんでした。
たしか毎年出てると思うのですが、練習と一緒で更新をサボったんでしょうか。

今回はチーム金港堂から2チーム編成して出走。
結果はチームAが2時間58分21秒で部門別11位。
チームお饅頭が2時間59分56秒で部門別14位。
入賞こそしませんでしたが、2チームともサブ3達成です。
第15回「利家とまつ」金沢城リレーマラソン_d0264795_1912673.jpg

だいたい毎年天候に恵まれるのですが、今年はとくに暑かったです。
普段日焼け止めクリームを塗らない自分ですが、今回ばかりは忠告を受け入れ、手足顔にベッタリ塗りたくってやりました。
が、やはりしっかり日焼けし、色黒というより、やや赤めにこんがりと。
なかなか格好良く日焼けしないお肌です。

さて、タイムはというと、
1周目(チーム1周目):8分26秒
2周目(チーム10周目):8分14秒
3周目(チーム21周目):大人の事情により代走宮谷
第15回「利家とまつ」金沢城リレーマラソン_d0264795_19115195.jpg

過去に7分51秒というタイムを出しているので、残念ながらコースレコードは出ませんでした。
スピード練習も一切しないまま挑んだので、息も切れたし苦しかったです。

お祭りのような団体レースなので、毎年第1走やアンカーなど、普通なら回ってこない役目を頂けてますが、今回は内輪のチームと競い合っていたこともあり、また1分ほど負けていたこともあり、大人の事情で3周目は代走を送られました。
それも最後の悪あがきと終わってしまいましたが。

フィニッシュは恒例のアンカーと一緒にみんなでゴール。
これも大会ならではでしょうか。本当はダメなのかもしれませんが。
盛り上がった者勝ちというか、その場の雰囲気やノリです。

ちなみにこのゴールシーンは僕がいた方のチームではありません。
僕も含め、相手チームのメンバーが何人か混ざってますが、これもその場のノリです。
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こちらは我がチームです。が、一見アンカーが誰なのか分からないカオスな感じ。
ご察しの通り、僕はアンカーではありません。
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暑かったし、全力1.9kmはしんどかったし、目の前の露店にビールがあるのに飲めない辛い状況でしたが、チームメイトを力を合わせてレースに挑むのはやはり楽しいです。
僕がマラソンをやっているそもそもの理由が不純なので、こういうイベントがないとモチベーションも続きません。
第15回「利家とまつ」金沢城リレーマラソン_d0264795_1910411.jpg

楽しかった余韻に浸りながら、また次のレースに向けてコツコツいきます。
しかし、次のレースって、いつの何だろう?
今年は去年の反動か、あまりエントリーしていないんでした。
とりあえず腐らないように頑張ります!

# by makoto9010 | 2016-05-16 19:10 | 金沢城リレーマラソン

第31回 金沢ロードレース

ノープランでハーフに出走してきました。
結果は2時間01分21秒にて完走。
第31回 金沢ロードレース_d0264795_19285632.jpg

スタートのロスが40秒ほどあったので、ネットでは2時間00分台でしょうか。
可もなく不可もなく、といったタイムです。

今シーズンも出だしから調子がイマイチです。
年明けに風邪をひき、こじらせました。
そのうちに咳だけが止まらなくなり、気管支炎になりました。
ゲホゲホいい続けているうちに、咳のし過ぎが原因で肋骨を痛めました。
あまりの痛さにヒビでも入ったかと思い病院へ行ったら、ヒビは入っていないけど、悪化するとそうなる可能性もあるから安静にね、と言われたのが2月半ば。
痛み自体は4週間は続くよとかかりつけの先生に告げられました。

ついてないなぁと思いながらやわやわ練習しているうちにレース当日。
やることは多少やりましたが、もう残金小銭程度の過去の貯金で完走できればいいやと思い、出走。
しかし、適当に走った割にまあまあでした。
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去年は、前週の能登で10kmの自己2位のタイムを出し、満を持して挑みましたが、ラスト2kmで泣きの歩きが入り、割りと難易度低めのフラットコースで自己ワーストタイムを叩き出してしまいました。

コースレコードではないものの、タイムは去年より12分更新、ペースもイーブンで、久し振りに走り切った感のあるレースでした。
自己ベストには8分ほど及びませんでしたが、今回は良しとします。

ノープランだったので、欲も出さすに最後尾からスタートしました。
やや肌寒い中をタラタラ走ることになるだろうと思い、アームウォーマーに手袋、ネックウォーマーまで装着してスタート。
暑くなれば沿道にいるであろう家族に渡せばいいやと。
走る振動で肋骨がビリビリ痛むので、腰バンドを胸に巻いてサポーター代わりにしました。

入りの1kmは渋滞に巻き込まれて6’27。
身体が温まったきたので、痛まない程度のペースまで上げることに。
2km・3kmと、5’50、5’40。
今日はこんなもんなんだろうと思い、キロ6分を少し切るペースを目標にしました。

気持ち的には、とりあえず10km走ろう。
10km地点に着いたら、今からチム金の朝練を一本やるだけだと思い込もう。
そう考えていました。

大豆田大橋付近で5km。
汗も出てきた。仲間の応援も貰った。
その少し先にカミさんの応援スポットがあり、ネックウォーマーと手袋を渡す。

割りと調子が上がってきて、5’20~5’35くらいを行ったり来たり。
痛みも少ないので、とりあえず10kmまでこのペースを維持してみることに。

7.5km付近で大高さんと併走。
マコツ師匠、どうぞ先へ行ってくださいと言われる。
今思えば、僕はいつからマコツ師匠になったのだろうか。
お言葉に甘えて自分のペースで進む。

9.5km付近。8号線の手前。
カミさん2回目の応援スポット。
地元の強みを活かしてカミさんが随所に出没してくれるのが、このレースの楽しみのひとつ。
まだまだ余裕があったので、軽く言葉を交わしてハイタッチをして進む。

10km通過は57分台。
速くはないが、スタミナに余裕もあるし、痛みも少ないし、完走はできるだろうと思えたのが有り難かった。
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コースはフラットだが、多少難所があるとすれば後半。
勾配と言うほどでもないが、橋が2本あるのと、安原の吹きさらしゾーンがある。
強風で前に進まないポイントが1kmほどあるが、今年はほぼ無風。助かった。

と、吹きさらしゾーンで、少し前にチム金Tのランナーを確認。
まだ遠目で誰だか分からない。
頑張って追いついてみようかと思ったが、まだ13km過ぎたあたり。
欲を出さずに、追いついたらラッキーくらいで走ることに。
1kmほど走って横山さんだと分かる。
さらに1kmほど走って追いつく。
前日に軽いギックリ腰になったそう。

お互い息も上がり始めていたが、並走し、少し言葉を交わす。
似たようなペースであることが分かり、暗黙で併走。助け合いの精神。
とても心強かった。

ちょうどその頃をチームメイトが写してくれました。
15km付近。応援を貰えると元気が出ます。
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結局最後まで並走、いや、デッドヒートしました。
「最後まで一緒に走ろうぜ」精神ではなく、ちゃんと張り合いました。

ラスト2kmほど、一時は20mくらい引き離されました。
最後のエイドに寄ってくれるかと思いきや、横山さんまさかのエイドスルー。
仕方ないので僕も後ろ髪掴まれる想いで最後のエイドをスルー。
去年はこのエイドから1kmほど歩きました。
今年は意外や意外。スタミナが残ってました。
ラスト1kmのスポセンの角で、カミさん3回目の応援スポットがある。
そこまではなんとか引き離されないよう粘ろうと。

そしてラスト1km。
カミさんいませんでした。

そんなオチかよと思いながら、西部緑地公園内に。
競技場の入口でなんとか追い着く。
トラック勝負やな!と言われ、競技場の中へ。
忘れていた。最後に400mトラック1周あるのか。
お互いペースを上げつつ並んでゴール。
オールスポーツの写真が楽しみ。

疲れました。
しばらく忘れてた肋骨の痛みが急に。
横山さんがコースに一礼。僕も真似して一礼。
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完走できればいいとしか思えない程の練習量で挑みましたが、完走直後は納得のいくタイムで完走できました。
しかし、いつもそうですが、少し時間が経つと沸々と悔しい気持ちが湧いてきます。
また何かのレースに目標を置いて、ベスト更新を狙わなければ。

今年は諸事情で加賀温泉郷マラソンを見送りましたが、10kmにでもエントリーしておけばよかったと今更思ってます。
やはりレースがないと、尚更練習に身が入りません。
今からエントリーできるレースを探さなければ。

久し振りに翌日にすぐ筋肉痛になりました。
ちゃんと練習してたら筋肉痛は二日後です。
練習不足だと実感した朝でした。

# by makoto9010 | 2016-03-24 19:30 | 金沢ロードレース

〈2015年〉年間走行距離とレース結果まとめ


最近いろんな要素が相まって、走ることへのモチベーションがイマイチです。
そこで、個人的に輝かしかった2015年を振り返って、スイッチが入るキッカケ作りを試みます。

年間走行距離は過去最長で、1,847.3kmでした。
月間の最長が9月の221.3km。過去の月間でも最長です。
7〜10月までの4ヶ月間は、毎月200km以上走り込みました。
6年近く走り続けて、月間200kmに到達したのは、過去一度だけでした。
それが今シーズンは4ヶ月連続4回あったわけです。

ちなみに2014年の年間走行距離は、987kmで過去最短。
去年は一昨年の倍近く走り込んだことになります。
これだけ距離を踏めば、一昨年に落とした力も戻り、多くのレースにも出走できました。
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旅行先の沖縄や、出張先の福岡でも朝練をし、うまくモチベーションが維持できた一年間でした。

6シーズン目だった2015年の出走レースと結果まとめ。
2015.3/15 能登和倉万葉の里マラソン(10km)49分43秒
2015.3/22 金沢ロードレース(ハーフ)2時間15分45秒
2015.4/19 加賀温泉郷マラソン(フル)4時間31分34秒 ★自己ベスト
2015.6/27 モントレイル黒姫トレイルランニングレース(13km)1時間40分15秒
2015.8/23 たいらクロスカントリー大会(10km)55分27秒
2015.9/13 白山白川郷ウルトラマラソン(50km)6時間21分42秒
2015.10/4 金沢百万石ロードレース(ハーフ)1時間53分58秒 ★自己ベスト
2015.11/1 富山マラソン(フル)4時間46分33秒
2015.11/15 金沢マラソン(フル)4時間46分24秒

決して自慢できるタイムではありませんが、フルに3本出たのは、やはり日頃の積み重ねの賜物だったなと感じます。
一年に一回フルに出ればいいやと思っていた男ですので。
加えて、50kmではありますが、ウルトラマラソンを完走できたのも成果でした。
平地の50kmではなく、白山の山越え50kmというのが、良い自信になりました。

年間レース9本というのは、2012年にもありました。
しかし当時は10kmとハーフが中心でしたので、距離は圧倒的に今シーズンが上です。

一年を通して、凄く満足でき、充実したシーズンでした。
その充実感とは裏腹に、タイムがイマイチだった要因もなんとなく理解しています。

距離ばかり踏んでも限界があるということ。
同じ練習をするなら、タイムを縮める為のメニューや、目標設定をもっと明確にすべきだったと感じています。
ましてや、いろんな時間の合間を縫って練習時間を設けているわけで、せっかく時間を割くならやはり考えて練習すべきでした。
それが距離を踏んだ割にタイムが縮まらなかった要因だと思います。

フルではベストが出ましたが、目標タイムには届かず。
ハーフもベストは出ましたが、こちらも目標タイムには届かず。
10kmはいつも通り、ギリギリ50分を切る程度。ベスト更新ならず。

7シーズン目の今期は、去年より時間が割けそうにありません。
まだのらりくらいとしか始動してませんが、限られた時間で考えて練習しようと思います。

# by makoto9010 | 2016-01-30 12:55 | 月間走行距離